ポルシェ911(996)が1997年に発表された時に最大の注目を集めたのは、それまでトレードマーク的存在であった空冷エンジンが、欧州の環境対策基準をはじめとする世界的な環境問題への対処を主な目的として水冷化されたことである。それに伴い、ヘッド周りも全面改装され、新しいDOHCヘッドと組み合わせられた。ボディの大型化・水冷化に伴うエンジンの補記類の設置、更に衝突安全基準の適合のための安全装備の充実で先代の993と比較して重量は増加したが、それでも同じカレラ2との比較で70kgの増加に留まっている。
1999年には、レースでの使用を前提としたGT3が市販される。これはワンメイクレースであるポルシェカップへの参戦を希望するユーザーや、GTレース向けに限定生産されたモデルで、それをロードカーに仕立て直した。エンジンはノーマルの3.4リッターから200cc増量しているが、エンジンブロックをルマンに参戦していたGT1のものから拝借している。レース用ユニットらしく高回転型ユニットで、370馬力を7000回転で発揮するスペックを持つ。ポルシェ911の目玉となるターボモデルは2000年に追加され、3.4リッターから3.6リッターに拡大され、更に片バンクにつき一基のターボとインタークーラーを割り振られ、420馬力を発生する。993型に引き続き、駆動系にビスカスカップリング式フルタイム4WDを採用。
今回のポルシェ 911 カレラ2は、爽やかなホワイトボディにサラりと鍛造ホイールを履かせた、オシャレな一台です。RUFのフロントバンパー、GT3用のサイド・リアバンパーでスポーティーな印象ですね。ホイールは、アメリカの鍛造ホイールメーカー i-forgedの「Sprint」ブラックディスク×クロームリップの19インチです。シルバーのピアスボルトがアクセントとになってカッコイイ。ホイールの奥には、イエローにカラーリングされたStoptechのブレーキキットが前後に装着されています。こんな996カレラ2、気張らずに乗ってたら素敵です。価格的にも手頃感が出てきてますので、ベースとして狙い目ですね。